パトニー・スウォープ デジタル・レストア・バージョン

パトニー・スウォープ デジタル・レストア・バージョン

カウンターカルチャーの異端児ロバート・ダウニー監督の幻の傑作が 50 年以上の時を経てデジタル・レストア・バージョンで日本初公開!
2021年7月7日、85 歳でこの世を去ったロバート・ダウニー。息子でありハリウッドを代表するスター俳優ダウニー・Jr.は父の死に際し、ハリウッドに組せずあくまでインディペンデントにこだわった父親について「彼はアメリカ映画界における偉大なる真の異端児だった。」と語っている。

本作は、ポール・トーマス・アンダーソンやジム・ジャームッシュなど、後年多くの映画作家に影響を与え、特にアンダーソンは本作品を最も影響を受けた作品の一つに挙げ、『ブギーナイツ』でドン・チードルが演じるバック・スウォープというキャラクターを創造し本作へのオマージュとしている。さらに第 94 回アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞 3 部門にノミネートされた最新作『リコリス・ピザ』は「ロバート・ダウニーに捧ぐ」という献辞で終わり、ファンとしての敬意を表した。1969 年の全米公開時、独自の過激なユーモアと世の中のあらゆる欺瞞を風刺する時代の先駆的作品として賛否両論を呼んだ幻の作品が、遂に公開から50 年の時を経て、ホワイトシネクイントのスクリーンに登場!その時代の先見性を2022年の今、ぜひ劇場で確かめてほしい。

舞台は 1960 年代のニューヨーク。マディソン・アヴェニューの名門広告会社の創業者が突然亡くなり、会社の唯一の黒人役員(といっても楽曲担当)であるパトニー・スウォープが予想外の結果によって新社長に選出される。早速、スウォープは会社の名前を Truth &Soul に変更し、ほぼすべての白人役員を解雇、破壊的で奇抜だが悪趣味ともいえる広告キャンペーンは次々とヒット商品を生み出し、会社は新たな成功へと飛躍する中、何とスウォープは国家安全保障への脅威であるとして、アメリカ大統領ミミオの陰謀に巻き込まれることになる…。
原題 Putney Swope
監督 ロバート・ダウニー
出演 アーノルド・ジョンソン
作品データ 1969 年/ アメリカ映画 / 上映時間 85 分 / 白黒・カラー
配給 RIPPLE V
公式サイト https://putneyswope.jp/

MOVIE ムービー

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