トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング

腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となった、ネッド・ケリー。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出すために苦悩し、怒り、闘う、ひとりの若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化!

かつて、ミック・ジャガーが「太陽の果てに青春を」で、故ヒース・レジャーが「ケリー・ザ・ギャング」で演じたネッド・ケリーを、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイが継承。母親が幼いネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ執拗 に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナム、と豪華キャスト陣が結集。「アサシン クリード」でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル監督が、現代性とパンク精神を加えた斬新な表現で、新たに伝説の男を描き出す。

19世紀、オーストラリア。貧しいアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリー。幼い頃から、母と6人の姉弟妹を支えてきたが、父の死後、生活のため母はネッドを山賊のハリー・パワーに売りとばす。ネッドはハリーの共犯として10代で逮捕・投獄されてしまう。出所したネッドは、娼館で暮らすメアリーと恋に落ち、家族の元に帰るが幸せも長くは続かない。横暴な警察らは、難癖をつけてはネッドや家族を投獄しようする。権力者の貧しい者への横暴、家族や仲間への理不尽な扱い。自らの正義、家族と仲間への愛から、ネッドは弟らや仲間たちと共に“ケリー・ギャング”として立ち上がり、国中にその名を轟かすおたずね者となっていく。

豪アカデミー賞主要12部門ノミネート、3部門受賞の快挙を成し遂げたほか、カルト映画の巨匠ジョン・ウォーターズ監督による2020映画ベスト10にも選出された。
原題 True History of the Kelly Gang
監督・製作 ジャスティン・カーゼル『アサシン クリード』
出演 ジョージ・マッケイ『1917 命をかけた伝令』/ニコラス・ホルト『マッドマックス 怒りのデスロード』/ラッセル・クロウ『グラディエーター』/チャーリー・ハナム『パピヨン』/エシー・デイヴィス『真珠の耳飾りの少女』/ショーン・キーナン『ドリフト』/アール・ケイヴ/トーマシン・マッケンジー『ジョジョ・ラビット』 他
作品詳細 2019年/オーストラリア=イギリス=フランス/英語/125分
配給 アット エンタテインメント
公式サイト https://kellygangjp.com/
コピーライト © PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019

MOVIE ムービー

  • 『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』予告