九月と七月の姉妹

九月と七月の姉妹

2018年、⻑編デビュー作「Everything Under」で 史上最年少のマン・ブッカー賞候補となったイギリスの俊英デイジー・ジョンソンによる第2作⻑編「九⽉と七⽉の姉妹」(東京創元社)を映画化した『September Says(原題)』

監督を務めたのは『ロブスター』『ビフォア・ミッドナイト』『ブルータリスト』などの異⾊の名作に出演するなど俳優としても活躍、ヨルゴス・ランティモス監督(『哀れなるものたち』(24)の公私ともに渡るパートナーとしても知られる新鋭アリアン・ラベド。2010 年、ヨルゴス・ランティモス監督が制作・出演した『アッテンバーグ』(アティナ・ラヘル・ツァンガリ監督)で映画デビューを果たし、ヴェネツィア映画祭とアンジェ・プレミエール・プラン映画祭の最優秀⼥優賞を受賞。本作でヨルゴス・ランティモスと出会い、2013 年に結婚し、その後『ロブスター』(2015)にも出演している。また2014 年には、『欲望の航路』でロカルノ映画祭最優秀⼥優賞を受賞、セザール賞新⼈⼥優賞にもノミネートされた。

あらすじ
「セプテンバーはゲームをする。
彼⼥のいうことはなんでも聞かなくてはいけない。命令どおりにできなかったら、わたしは命を⼀つなくしてしまう」
⽣まれたのはわずか10 か⽉違い、いつも⼀⼼同体のセプテンバーとジュライ。我の強い姉と内気な妹は⽀配関係にありながら、お互い以外に誰も必要としないほど強い絆で結ばれている。しかし、学校でのある事件をきっかけに、シングルマザーのシーラと姉妹はアイルランドの海辺近くにある亡⽗の家<セトルハウス>へと引っ越すことになる。
原題 September Says
監督 アリアン・ラベド
出演 ミア・サリア、パスカル・カン、ラキー・タクラー 他
配給 SUNDAE
公式サイト https://sundae-films.com/september-says/
コピーライト © Sackville Film and Television Productions Limited / MFP GmbH / CryBaby Limited, British Broadcasting Corporation, ZDF/arte 2024